犬を迎えるとなると「数十万単位でお金がかかる」というイメージがありますが、成犬の譲渡犬(元保護犬など)の場合は少し事情が異なります。
今回は、体重1.26kgのマロンをお迎えした時にかかった「リアルな初期費用」を公開します。看護師の視点で「ここは削って、ここには投資した」というメリハリもあわせてご紹介します。
事務手続き・法律関係:2,100円
ここは絶対に避けて通れない「義務」の費用です。
- AIPO所有者変更:1,050円(マイクロチップの登録変更)
- 環境省の犬猫マイクロチップ新規登録:400円
- 狂犬病注射済票発行:650円(前年度分が未発行だったため)
手続きの詳細は[別記事の「手続き奮闘記」]で詳しく書いていますが、事務手数料だけで済むのは譲渡犬ならではです。
住環境・インフラ整備:33,484円
ここが今回の初期費用で一番大きな割合を占めました。
- ケージ:10,978円(お留守番や寝床の安心安全のため)
- クレート:4,980円(移動や災害時の避難用)
- ペット用吸着撥水タイルマット(4畳分):14,476円
- 【看護師の投資ポイント】 1.26kgと極小で痩せ型のマロンにとって、フローリングの「滑り」は関節トラブルや骨折の最大のリスク。ここは予防的介入として、迷わずフローリングが見えなくなるくらい敷き詰めました。
- 水飲み関連:計3,050円
- 最初は「Nウォーターノズル(1,400円)」を買いましたが、マロンが上手く飲めなかったため、お皿タイプの「ドッグウォーターディッシュ(1,650円)」へ買い替え。個体差に合わせて柔軟に対応するのも大切ですね。
ケア用品・衛生消耗品:6,513円
- バリカン:2,980円(足裏などのセルフケア用)
- 消臭スプレー(Amazon):1,168円
- マナーウェア:2,087円(慣れない環境での粗相対策)
- 体拭きシート:278円(あまり使いませんでした)
※ドライヤーは「人間用で代用」することでコストダウンしています。
「持参品」があったので0円
マロンが7歳での譲渡だったため、以下のものは以前の環境から「使い慣れたもの」を持参・引き継ぎすることができました。
- トイレ、ベッド、食器、首輪、リード、服、スリッカーブラシ、大量のペットシーツ
これらを新品で揃えると安く見積もっても2〜3万円はかかるはず。持参品のおかげで初期費用が大幅に抑えられただけでなく、マロン自身のストレス軽減(環境の継続性)にもつながりました。
初期費用の合計:約42,097円
一般的な「子犬をお迎えする時の初期費用」は、生体代を除いても10万円前後と言われることが多いですが、マロンの場合は約4万円でスタートすることができました。
| 項目 | 金額 | |
| 手続き | 2,100円 | 事務手数料 |
| ケージ | 10,978円 | |
| クレート | 4,980円 | |
| 給水用品 | 3050円 | 買い替えが発生 |
| バリカン | 2,980円 | |
| 消臭スプレー | 1,168円 | |
| ペット用吸着撥水タイルマット | 14,476円 | 4畳分 |
| マナーウェア | 2,087円 | |
| 体拭きシート | 278円 | |
| 合計 | 42,097円 |
振り返って思うこと
初期費用をまとめてみて気づいたのは、「モノは代用や引き継ぎで節約できるけれど、健康を守る環境(マット)や法律(手続き)にはお金を惜しんではいけない」ということです。
また、おもちゃを買わなかったのは、まずは新しい環境と食事に慣れてほしかったから。
これからワンちゃん、特に成犬をお迎えしようとしている方の「予算立て」の参考になれば嬉しいです!



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