【水飲み選びの失敗談】ノズルはNG?愛犬に合った水飲みの「正解」のセッティング

暮らしと困りごと

以前、[初期費用についての記事]で「水飲みを買い替えた」とお話ししましたが、実はそこにはマロンならではの「特殊なこだわり」と、夜勤のある生活ゆえの切実な理由がありました。

今回は、1.26kgの小さな体が教えてくれた、水飲み選びの重要性についてお届けします。

定番の「ノズル型」が合わなかった理由

ペットショップやケージ飼いの定番といえば、ケージに取り付ける「ノズル型(給水器)」ですよね。私も最初に用意したのは、リッチェルの『Nウォーターノズル』でした。

しかし、使い始めてすぐに異変に気づきます。 マロンが、全く水を飲んでいる様子がないのです。

ドライフードを主食にする場合、十分な水分摂取は健康維持に欠かせません。心配になった私は、ボウルにお水を入れたものと併用することにしました。

動画で観察してみると、マロンはノズルを舐めようとはするものの、あまりに控えめに「ちょん、ちょん」と舐めるだけ。ノズルを押し込んで水を出す仕組みが、非力で慎重なマロンには難易度が高すぎたようです。

結局、マロンは100%ボウルの方から水を飲むようになりました。

夜勤明けの惨劇。ボウルが抱える「空焚き」ならぬ「水こぼし」リスク

そんな中、ある事件が起きます。 16時間夜勤から帰宅すると、ケージの中がとんでもないことになっていたのです……。

  • 水のボウルがひっくり返り、中身は空っぽ。
  • ケージの床はびしょびしょ。
  • 置き餌のドライフードが水を吸って、ぶよぶよに。

カメラは設置していなかったので憶測ですが、マロンが動き回った拍子にボウルに足を引っ掛けてしまったのでしょう。 飲み水がなくなっただけでなく、足元が濡れてパニックになったマロンを想像すると申し訳ない気持ちになりました。

「お留守番中に水を切らさないこと」は、命に関わる最優先事項。 「こぼれない」かつ「マロンが飲みやすい」環境への改善が急務でした。

たどり着いた「お皿型」。でも向きが違った!

そこで導入したのが、同じくリッチェルの『ドッグウォーターディッシュ』です。 お皿をケージにネジで固定するため、ひっくり返るリスクがありません。また、ペットボトルから自動で給水されるので、常に一定の量が溜まっているのも安心ポイントです。

ところが……設置した初日、マロンはまたしても飲みません。 観察を続けてわかったのは、「マロンは向きにこだわりがある」ということでした。

驚きの「猫スタイル」?マロンの特殊な飲み方

公式サイトの写真のように、お皿を正面に向けて設置しても、マロンは全く飲む気配を見せませんでした。

そこで試しに、設置の向きを90度変えてみたところ……飲み始めました! どうやらマロンは、お皿に対して「横から首を伸ばして飲むタイプ」だったのです。

よく見てみると、犬特有の「舌を裏側に丸めて水をすくう」というよりは、「手前ではなく、奥側のフチを舌でなぞるようにペロペロと舐める」という、猫に近いような飲み方をしていました。

個性に合わせた「アセスメント」の大切さ

向きを変えてからは、お留守番中もこぼすことなく、自分のペースでしっかり飲めるようになりました。

「犬ならこう飲むはず」「この商品なら間違いない」という思い込みは禁物ですね。 1.26kgの小さなマロンには、彼なりの「飲みやすい角度」と「飲みやすい位置」がありました。

飼い主(看護師)としての役割は、単に良い道具を買うことではなく、マロンの行動をじっくり観察し、彼の「個性」に合わせたセッティングを見つけてあげることなのだと再確認した出来事でした。

マロン、これでお留守番中の水分補給もバッチリだね!

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