トイプードルなど毛が伸び続ける犬種にとって、トリミングは健康管理の一部です。でも骨折でギプス固定中だと「保定できない」「足を持ち上げられない」といった理由で、なかなか予約に踏み切れませんよね。我が家のマロンも骨折によるギプス固定中、約4か月間トリミングに行けませんでした。最終的にたどり着いた「動物病院併設のトリミングサロン(院内トリミング)」という選択肢と、実際にかかった費用、サロン選びのチェックポイントをまとめます。
この記事でわかること
- 骨折・ギプス固定中の犬をトリミングに連れて行ってもいいのか
- 「院内トリミング」という選択肢のメリットと実際の費用(保定料5,000円)
- 骨折中・持病がある犬のサロン選びで確認すべきチェックポイント
- 年齢や病気に合わせてカットスタイルを見直すという考え方
骨折するとトリミングに行けなくなる
マロンは2026年4月に前足を骨折し、ギプス固定をしました。ギプス固定中は全身のトリミングができませんでした。
トイプードルはシングルコートのため毛が抜けにくく、その分伸び続けます。そのため定期的なトリミングが必要な犬種ですが、
- 骨折部に負担をかけたくない
- 長時間立たせたくない
- トリマーさんに迷惑をかけるかもしれない
という思いから、なかなか予約することができませんでした。
全身はどんどんボサボサに。「安全を優先したい。でも清潔にもしてあげたい。」この葛藤が何か月も続きました。

5月におうちトリミングをしてみましたが、顔周りはかなり嫌がるので無理することはできませんした。
バリカンも使用しましたが、大半はハサミでカットしました。
ギプス内に褥瘡ができ、ギプス固定終了
6月にはギプス内に褥瘡のような傷ができ、ギプス固定は中止になりました。骨は癒合不全の状態でしたが、再固定は行わず経過観察となりました。
つまり、「骨はまだ完全には治っていない」という状態です。
通常のトリミングでは、足を持ち上げる、保定する、長時間立つといった動作があります。健康な犬では問題なくても、骨折中の犬では痛みや再受傷につながる可能性があります。

ギプスを外して1週間の様子(1ヶ月であっという間に伸びてしまいます)
私が選んだのは「動物病院併設のトリミングサロン」
いろいろ調べた結果、選んだのは動物病院併設のトリミングサロンでした。
利用するにはまず病院を受診し、カルテを作成する必要があります。診察では現在の骨折の状態を確認してもらい、「動物看護師が保定しながらであればトリミングしてみましょう」という説明を受けました。
追加で必要だったのは保定料5,000円。決して安くはありません。それでも、「安全にトリミングできる」という安心感には代えられないと感じました。
結果として、マロンは無事にトリミングを終えることができました。
院内トリミングを選んで良かったと思う3つの理由
① 骨折の状態を理解した上で対応してもらえる
診察を受けているため、
- どの足に負担をかけてはいけないか
- 保定方法
- 注意点
がスタッフ間で共有されています。通常のトリミングサロンでは伝えきれない情報も、院内ならスムーズです。
② 異常があればすぐ診察につなげられる
トリミング中に
- 痛がる
- 呼吸状態が悪い
- 皮膚トラブルを発見した
などがあれば、そのまま獣医師の診察を受けられる安心感があります。
③ 動物看護師による保定が受けられる
骨折中の犬では保定方法も重要です。今回は動物看護師さんが保定しながらトリミングしてくださり、安全面でとても安心できました。
トリミングサロン選びで確認したいチェックポイント
骨折や持病がある犬では、「近いから」「いつものサロンだから」という理由だけで決めない方が安心です。私は次のような点を確認しました。
✔ トリミング前チェックリスト
□ 主治医からトリミングの許可をもらっている
□ 骨折や持病について事前に相談できる
□ 動物病院併設、または獣医師と連携している
□ 動物看護師による保定に対応している
□ 高齢犬・持病のある犬の受け入れ実績がある
□ トリミング時間を短縮できる
□ 途中で休憩を入れてもらえる
□ 緊急時の対応方法を確認している
□ 追加料金(保定料・診察料など)を事前に確認している
マロンのカットは「全身バリカン」
マロンはもともと栄養状態が悪く保護された子です。毛量は少なく、ふわふわのデザインカットには向いていません。
もちろん、おしゃれなテディベアカットには憧れます。でも毛を伸ばせば、毛玉ができる、ブラッシングが増える、汚れやすくなる、シャンプー後に乾きにくいなど、お手入れの負担も大きくなります。
だから我が家は全身バリカンを選んでいます。
実際には全身バリカンでもトイプードル料金です(笑)。「短く刈るだけなのに……」と思ってしまいますが、犬種ごとの技術料を考えれば納得です。

つるりんスタイルもかわいいでしょ
年齢や病気に合わせてカットを変えるという考え方
若い頃と同じカットが、その子にとって一番とは限りません。
シニア犬や骨折中の犬では、「お手入れしやすい」、「清潔を保ちやすい」、「短時間で終わる」
そんなカットが生活の質(QOL)の向上につながることもあります。
その子が毎日快適に過ごせること。今のマロンには、それが一番大切だと思っています。
まとめ 骨折中でも「安全にトリミングする方法」はある
骨折した犬のトリミングは、「行くか、行かないか」ではなく、「どこで、どのように行うか」が重要だと感じました。
動物病院併設のトリミングサロンはとても心強い選択肢でした。マロンも安心してトリミングを受けることができました。
もし愛犬の骨折や病気でトリミングを諦めかけている方がいたら、一度院内トリミングという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
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